みんなのうた40周年ベスト the tin man was a dreamer
夢見る人
The Velvet Underground & Nico PLEASANT DREAMS LISTEN, LISTEN:THE DEFINITIVE COLLECTION

小学校の頃、僕の家の朝はラジオだった。テレビは一切見ない。それが普通だと思っていた。友達が「ズ〜ムイン」何て言ってもなんのことやら。。朝飯を食べて身支度整えて、そんな時流れてくるのが「みんなのうた」だった。いつの時からか、それを口ずさみながら学校へと向うようになりました。年代的にはvol2がまさにの選曲。懐かし過ぎる!!記憶にある中で1番好きだった曲が「風のオルガン」(なぜかvol3収録)。これは名曲。是非聴いてほしい。vol2からになっちゃうけど他には「まっくら森の歌」,「メトロポリタン美術館」(大貫妙子だゼ!佳曲),「コンピューターおばあちゃん」(エレポップw),「虫歯の子どもの誕生日」(ストーリ仕立ての歌詞がステキ)「北風小僧の寒太郎」(マチャあきぃ),「赤鬼と青鬼のタンゴ」(尾藤イサオ、名曲カモ・)「走れジョリィ」(ティキ・ティキ・ティキ・・)「学校坂道」など。もちろんスタンダードな「宗谷岬」「おもいでのアルバム」「ありがとう・さようなら」「しあわせのうた」「切手のないおくりもの」(財津和夫)も。vol1はさらに定番の歌。歌い手がオリジナルで、vol2に「風のオルガン」が入ってれば完璧だったのになぁ。 ニッキー・ホプキンスの1973年1st。元ジェフ・ベック・グループであり、キンクス、フー、ジョンレノンやジョージ・ハリスン、ストーンズらのそうそうたる面子のアルバムに参加した偉大なスタジオ/セッション・ピアニスト。でも僕が彼を知ったのは「並木家の人々」(何年前だろ、・・)ってドラマの音楽をニッキー・ホプキンスが手がけていて、そのピアノの美しさにはまってから。このアルバムを聞くのはずーと後なんですけどね。では、このアルバム。映画音楽も手がけていた彼を象徴するようなインスト#1からスタート。ビリージョエル的ピアノ・ポップ#「waiting for the band」。この曲のおかげで取っ掛かりで僕はこのアルバムを好きになりました。#3のインストもカッコイー!スキマスイッチでこの曲パクってる?って曲があるなぁ。腰にくるロックンロール#5「speed on」や#7「banna anna」もあるし、ノスタルジックなタイトル#6「the dreamer」(ちょいキンクス)もあり。#8「lawyer's lament」はピアノにオーケストラも絡んで泣きの名曲。#9も○。ラスト#10「pig's boogie」でセッション・ミュージシャンの顔を見せるピアノの連弾で終了です。鍵盤ロックを堪能するにオススメな1枚。 1967年、ルー・リード/ジョン・ケイル率いるヴェルヴェット・アンダーグラウンドの1st。このクールなバナナ・ジャケ!。後世のバンドへの影響は絶大。ちょっと考えただけでもギャング・オブ・フォー、テレヴィジョン、REM、プライマル、ラーズ、オアシス、ストロークスetc・・。#1「sunday morning」の優しさ溢れるメロディー。プライマル・スクリーム好きは是非どうぞ。#2「I'm waiting for the man」これはギターロックの古典ですね。ストロークス以降のガレージロックにとっては最重要曲。永遠と流れる魅惑の音がシビレル。ニコが歌う#3「femme fatale」。この曲と#8を掛け合せてラーズは「there she goes」を書いたんだと勝手に思ってます。60sビートバンドのB面曲に入ってそうなR&R#5「run run run」が僕は好きです。そしてそして名曲「heroin」(7分強)。部屋の電気消して聴くと最高。#8「there she goes again」。もともとベルベッツを聴くキッカケがREMのこの曲のカヴァーからなので、これがベストかな。いやーコレ紹介したので音の網もちょっと箔がつきました。※ちなみに1番良く聴くアルバムは4th『loaded』だったりするのだけど。 1981年ラモーンズ6枚目。前作は"wall of sound"フィル・スペクターによってゴージャスさが割増(良くも悪くも)されましたが今回はなんと10ccのグレアム・ゴールドマンだってんだから驚き。考えられない組み合わせなんだけど・・・。ってことでポップ度高めで“軽め”な#が揃ってます。初期3作品にあった攻撃性はないです。ラモーンズってやっぱり1st〜3rdだから最初聴いた時は「アレ?」って感じだったけど、何度も繰り返すと曲は変わりなく最高だし#5,7,10あたりで聞ける初期ビーチボーイズ的なノリも最高なので大好きなアルバムになりました。中でも好きな曲は#3「the kkk took my baby away」#5「you sound like you're sick」#7「she's a sensation」#10「come on now」#11「the business is killing me」かな。全曲でも良いんだけどね。最近ボートラ付きで再発された『road to rain』『too tough to die』買いましたが、コレも買いなおそうかな。 “ワンマン・ビートルズ”エミット・ローズ率いる60年代ポップグループ、メリーゴーラウンドのベスト盤。今まで聴きたくても聴けなかったので29曲のボリュームでCD化されて嬉しい。ビートルズの影響はもちろんだけどアメリカのバンドらしくフォークの要素も強いです。ヒットした#1「live」#7「you're a very lovely woman」など、当時10代とは思えない作曲能力。個人的には#2「time will show the wiser」#6「we're in love」など◎。でも、やっぱソロ作のほうがイイかなァと感じ始めたとたん#13から#27まで怒涛の佳曲連打が。。これが全部1968年以降の曲。バンドは不遇時代突入期のようですがあきらかに作曲のコツを掴んでます。ソロ時代が好きな人はまさにツボですね。やっぱり#14,15,16,21,23,24などポールマッカートニー彷彿な#が多いですが、#19,22,26等ジョンレノンな曲もあります。うーんスゴイです。この頃の曲はどれも好きなんですが特に#18「let's all sing」!ウエストコーストな感じにやわらかいテンポがイイです。そして#23「'til the day night」も◎。コレ聴いてソロ作で持ってない『ミラー』買うことにしました。